OpenXの調査(Flash広告の登録)

金曜日, 1月 8th, 2010

こんにちは、なかわけです。

Flash広告の登録方法について。
英語ドキュメントしかなく、日本語でまとまっているページが見当たらなかったので、簡単に書いてみます。

まずFlash広告の作り方ですが、広告全面にクリックイベントを追加して以下のASを書きます。

on (release) {
  if (clickTAG.substr(0,5) == "http:") {
    getURL(clickTAG,clickTARGET);
  }
}

マニュアルの通りにするのであれば、AS2の形式で制作するのが無難でしょう。
広告と同じ大きさのボタンムービークリップを最前面において上記のクリックイベントを追加します。
これでFlash広告のswfの方は終わり。

つぎに、OpenXの設定とswfファイルの登録。

  1. まず、バナー追加ページで「ローカルバナー(ウェブサーバー)」を選択。「基本情報」の「名称」を入力。
  2. 次に、「ローカルバナー (ウェブサーバー) – banner creative」の参照ボタンをクリックしてswfを選択。
    説明書きに「このバナーに割り当てたい画像を選択してください。リッチメディア画像は選択できませn。」と書いてあるけど、ここでいうリッチメディアにFlashは含まれないようです。謎です。
  3. すると、Flashを登録したフォームの下に「Flashファイル内でハードコーデッドリンクを使うにはチェックしてください」というチェックボックスと「このバナーに割り当てたい画像を選択してください。リッチメディア画像は選択できませn。」の参照ボタンが現れます。
    このハードコーデッドリンクのチェックは外しておき、ふたつめの参照ボタンではFlash広告が表示されない環境の場合の代替画像広告(jpgかgifかpng)を選択する。
  4. 「Banner link」の「ターゲットURL (http://を含む)」にバナーをクリックしたときにリンクするページURLを、「ターゲット(空欄可/_top/_blank)」にリンクするページを_topにするのか_blankにするのかを入力。
  5. その他の項目は適宜設定して「Save changes」を押して登録完了。

補足として、
ハードコーデッドリンクとは、OpenXで設定したURLではなくFlash内に直接書かれたURLを優先するオプションのようです。
上記説明でも書きましたが、広告業界的にはclickTAGを使用するのがスタンダードらしく、
またURLを修正したいときにflaファイルを編集しなくてはいけません。
広告主とすぐ連絡を取れたり、flaファイルがもらえればいいですがそうでない場合があるので、
ここの説明ではclickTAGを使用しハードコーデッドリンクのチェックを外すようにしました。

またflash広告に限り、「Banner link」の「ターゲット」になにを設定しても出力されるコードが「_blank」になってしまいます。
これが、バグなのか、設定ミスなのか、仕様なのかわかりません。
対応策がわかったら追記します

Flash広告のターゲットが必ず_blankになってしまう現象は、どうやらいまテストしている環境の特有の現象だったようです。問題なかったようです。
ひょっとすると、設定を変えると反映まで少し時間がかかるのかもしれません。

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