OpenXの調査(バナーの登録:データベース管理)

火曜日, 1月 19th, 2010

こんにちは、なかわけです。

OpenXでバナーをデータベースに保存する管理をすると負荷が高くなると、
マニュアルにも巷のブログにも書かれています。

管理ページからできることを設定してデータベース管理でバナーを配信すると、
出力される画像のソースが以下のようになります。
(FireBugで表示したものなので厳密に正確ではない可能性があります)

<img width="302" height="53" border="0" title="代替テキスト" alt="代替テキスト" src="http://ads.nakawake.net/delivery/ai.php?filename=ファイル名.gif&contenttype=gif"/>

みたいなかんじです。
これはおそらく直接データベースに問い合わせて画像を取得しています。
これがデータベース管理は遅い(負荷が高い)と言われる所以です。

しかし、OpenXにはキャッシュの設定もできます。
画像キャッシュが作られれば毎回データベースに問い合わせずに済むので負荷は格段に減るハズです。
管理ページで、「Banner Delivery Cache Store Type」を「Memcache」に変更しても、
出力される画像パスも変わらないし、キャッシュ画像も作られません。

マニュアルには、
OpenX 2.8 offers the capability to use shared memory or files for the delivery cache.
と書かれてあります。
ここでいう、the delivery cacheとは、おそらくバナーに設定されたメタデータ(リンク先パスやら代替テキストやらサイズやら)のことを指しているようです。
つまり、キャッシュされるのは設定情報のみで画像キャッシュを作るわけではないようです。
これは、負荷が高くなるわけです。
これでは意味がないですデータベース管理。意味がないですMemcache・・・。

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